1.冬の釣りはどうして釣れないの?
冬は海水温が低下するため、
魚の活性も下がり、
釣れる魚の種類も減ってきます。
青物、アジ、アオリイカ等は、
地域によっては、ほぼ釣れなく
なります。
では、どうすれば良いのか?
海水温の暖かい地域への遠征や
海水温が局部的に高くなるような
場所での釣りが有効になってきます。
・温排水
・生活排水
・温泉
2.全国の海水温(一部抜粋)
北海道と沖縄での、
海水温の差がハンパないですね。
ここまで差があると、
釣れる魚種も全く異なります。
僕は大阪在住ですが、
冬になると海水温の高い
和歌山(南紀)へ遠征します。
釣れる釣れないは別として、
アオリイカが冬でも狙えるので、
夢があるんです(笑)
黒潮の恩恵を受けるエリア
は海水温が他の地域に比べ高いので、
釣りに行くのは有効だと思います。
(和歌山、高知、宮崎、鹿児島)
3.温排水とは?
温められて海などに大量に排出
される冷却水のことを言います。
発電所が有名ですが、
鉄鋼や化学などの産業施設からも
排出されています。
下のグラフですが、
発電所の放水口近傍の水温は、
自然水温に比べ、6℃ぐらい高い
データとなっています。
6℃っていうのは、
2月の大阪と和歌山(南紀)
ぐらいの差がありますね。
温排水に対する魚類の反応行動 より抜粋
4.まとめ
冬になると、
海水温が下がるので、
秋頃まで釣れていた魚が
急に釣れなくなってしまいます。
海水温の高い場所での釣りが
有効になってきます。